委員会の議事摘録

2020年度第2回委員会

 

議題1.保育所関連

①水害時の学内保育所の対応について

 久留米市の発する災害発生レベルに合わせて、7月上旬の大雨の際、6日午後から8日午前中と10日は

 看護学科に避難し保育を行った。

 

②学内保育所の委託先変更について

 保育士不足により待機児童が解消されないので、2021年度から業務委託先変更を予定。

 

③旧姓での学内メールアドレス検索システム                                  

 病院に旧姓使用の申請書を提出している医療従事者に対して、旧姓をメルアド検索できるフォーマットを作成中

 

議題2.指導医講習会の開催場所について                           

 本講習会は、厚生労働省の開催指針に沿って、北九州市内で1泊2日で実施しているが、

 院内の医師より、学内または久留米市内の開催希望が寄せられた。

 理由は、子育て中の医師も含めて、すべての医師が参加しやすくするため

 委員から「参加人数が決められ、遠方で宿泊が必要な講習会なので、

 管理職からママさん医師に声をかけにくいかもしれない」との意見があった。  

 

 

 

2020年度第1回委員会(2020年5月26日)

 

1.産休・育休制度について                 

社会保険労務士の有資格者の山口委員から、説明がなされた。

 

〇産前産後休業と育児休業

 

産前・産後休業

育児休業

対 象

女性

男女(1年以上の雇用期間要)

期 間

産前6週間*~(多胎は産前14週)

産後(出産翌日から)8週間***

出産日から1年間(2年まで延長可**)

法 律

労働基準法

育児・介護休業法

給与等の支払

健康保険から出産手当金が支払われる

雇用保険から給与支給(雇用主が支払うわけではない)

180日までは給与の67%、それ以降は給与の50%

注意点

すべての労働者が対象(アルバイトも含む)

育児休業の申出は、休業開始予定日の1ヶ月前までにする

*久留米大学では産前8週から取得可能

**2年までの延長は、保育所への入所困難な事例のみ可能 

***産前・産後休業は、産後の6週間のみ取得義務あり 

〇健康保険の任意継続制度(重要)

 退職しても現在の健康保険を、2年間に限り継続できる制度

 継続条件:①被保険者期間が継続して2ヶ月以上あること

②資格喪失日から20日以内に申請する

 

2.【報告・審議】BE試験(ジェネリックの治験)の責任医師リクルート        

 復職前(子育て中など)の女性医師を対象に、BE(=Biological equivalence)試験の責任医師へのリクルート依頼が委員会になされたことが報告され、議論した。

 夜間拘束などの勤務形態や他部署のパート医師との調整など、解決しにくい問題もあることから、

 本案件については、当委員会では対応しないとの結論になりました。

 

 

2019年第6回委員会(2020年3月24日)

 

 

1.委員会の名称変更と変更時期について              

 4月1日から「久留米大学病院ダイバーシティ・インクルージョン(D&I)委員会」に変更することが、病院決裁で承認されたと報告され、委員会でも承認された

 

2.学内保育所の入所状況について                

 ‘20年度上半期の入所者は45人の見込み(定員80人)で、待機児童が数名いることが報告された

 

3.婚姻後の旧姓での学内メールアドレス検索            

 本年5-6月を目途に、全学(旭町キャンパス、御井キャンパス)での旧姓でのメルアド検索が可能なシステムに変更する方針が報告された

 

4.妊娠者・学内保育所利用者の駐車場希望利用について                          

 〇希望できる駐車場:8番(看護学科建物東側)

 〇対象者:旭町キャンパスで働く方で、以下の①か②の条件に適合する方

  ①妊娠中【主に妊娠後期(8か月以降)、双胎以上の方、悪阻の強い方】

  ②大学保育所を利用

  希望者が直接総務課に申請

 

5.好事例の紹介:学内某医局での育休取得への対応について    

 出向病院で妊娠した医師が、出向病院での育児休暇取得を希望し、所属医局や出向病院と交渉した結果、出向病院での育休取得が認められた例が報告された                      

 この事例で、育児休業制度(育児休業給付金など)について、皆あまり詳しくないことがわかり、次回の委員会では、育児休業制度について勉強することを決めた

 

6.その他

 委員より、当直免除の医師が、眠れない当直をこなす医師よりも給与が高い場合に、若い医師の不満になったりしないか?について、他の委員の意見を求めました。

 某委員より、「当科は管理職が、研究や教育も含めて様々な角度からスタッフを評価し給与枠を決める。若い医師は、このあたりに大変敏感と思う」と述べました。

 

 

 

2019年第5回委員会(2020年1月28日)

 

1、旧姓での学位記の申請について

2020年1月から、医学研究科の学位記を旧姓で申請できるようになりました。 

2、委員会の名称変更

「男女共同参画事業推進委員会の名称を変更する時期ではないか?」との提案があり、新名称を検討しました。

現名称の問題点:ジェンダー重視の時代に“男女”がつくのは違和感あり

 新名称候補:ダイバーシティ・インクルージョン(D&I)委員会

 

3小児科グランドカンファランス(4/24)

『大学病院で働き続ける女性医師のキャリア追求』を大きなテーマにしたく、テーマの絞り込みや開催スタイル(意見交換会?講演?) について、委員へ意見が求められた。

 

 

 

2019年度第4回委員会(2019年11月26日)

1.学内保育所の利用状況                      

     2019年度下半期(10月~)は入所希望者17名であり、今年度中に希望者全員が入所可能

 

2.久留米大学医学研究科の定める「旧姓使用の取り扱い」について

学生名簿や履修登録での旧姓使用は認められるが、学位記やその他公的証書での旧姓使用は認められていない

・法令の改正(H31.4)に伴い、11/5からマイナンバーカードや住民票に旧姓併記が認められた

・医師免許証や専門医登録は、旧姓のまま使用可である(医籍は戸籍名に変更が必要)

・新姓になると、旧姓での研究業績などを積み重ねることができない

                   →キャリア形成の妨げに成りかねない

 学位記やその他の公的証書での旧姓使用の許可願いの要望書を、医学研究科科長宛てに提出することを決めました

 

3.妊娠・出産・復職支援としての駐車場の優先利用権について                 

〇対象:旭町キャンパスで働く看護師以外の教職員で、妊娠後期(8か月~)または学内保育所利用者               

〇2020年1月下旬の駐車場委員会で草案を検討

 

 

 

2019年度第3回委員会(2019年9月24日)

1、学内保育所の利用状況 

 10月からの入所希望者に、数名の待機児童者がいるが、ここ数日キャンセルも出ており、待機児童は減っている

 

2、病院駐車場の優先利用権 

 ①優先利用権の対象者は、妊娠後期者と学内保育所の利用者とする

 ②該当する駐車場を数か所準備することを検討する

 

3、子育て中の女性医師の当直 

 多くの診療科は、週末の日勤を担当していましたが、一科のみ、子どもが2歳になったら、当直を依頼していました。

 また、子育て中の女性医師の日勤、当直システムを検討中の診療科もありました。

 

4、その他

〇今年の7月と8月は、久留米市内の一部地域は水害に見舞われ、大学保育所が一時的に使用できなくなった。

 来年以降も同様の水害が発生する可能性は高く、今から対策をして欲しい

〇台風や大雪などで、学校が臨時休校する時に、病院内で子どもを預かる場所を確保できないか?

〇病児保育が入りにくいので、何とかして欲しい

 

 

 

2019年度第2回委員会(2019年7月23日)

1駐車場の優先利用について      

  〇事業目的-子育てをする医療従事者の便宜を図る、不公平感がないように

 

 2.医学科キャリア教育の現状について      

 〇実施日:7月12日(金) 1~4限目 主たる担当者:松尾規和委員(呼吸器内科)

 〇授業前後のアンケート結果及びワーク全体について

 ・グループワークの評価が高かった

 ・授業後アンケートで、キャリア形成に関する講義内容に、学生は“知識や技術”を求めていた。

  自分の人生や医師としての使命・社会貢献について、考えてもらうような教育が必要ではないか

進路選択に重視することで「高い収入を望める」と回答した割合が、男子学生38%>女子学生20%であり、

 男女間での相違が顕著でした

 一方で、女子学生の中には、将来は「主婦」になると明記する者がいるのも現実です。

 これらを受けて以下のような意見がでました。

 ・多額の税金を使って、医師にしてもらっている。私学も同じ。半ば公人

 ・医師としての心構えを女性も男性も持ち、仕事を続ける意識を持たないといけない 

 ・医師の能力に男女差はない。出産後の女性医師にも、医師として仕事をする機会が均等に与えられるべき

  当直する機会も平等に与える

 ・「私、やります。これなら、こういう状況なら、やれます」という環境を作る

 ・女性医師の将来を思うなら、医師としての自信につながる当直業務などに就くよう促すべき

  しかし現実は異なる。このような現実と理想のギャップが、東京医大の入試での女子学生減点問題につながる

 ・「(子育て中ながら)当直しなくていい」は、過剰な思いやり。過剰な思いやりは、女性医師のキャリア形成の妨げ

 

〇M2‐5年生のキャリアプランニングのカリキュラムについて

・低学年では、学生時代の過ごし方、医学生医学生として知るべき正確な医学知識を教える

・性差医療に関する講義も欲しい

・男女の生物学的な違いを、産婦人科の先生から教えて欲しい             

・医学生の教育に費やされている公的資金を知り、医師になる社会的責任感を養成できる内容を加えてほしい