医学科2年生medical arts を担当しました

 

元気プロジェクト委員会は、久留米大学医学科2年―4年の教育カリキュラムにおいて、medical artsを各4コマずつ担当しています。

医学科2年生には、12月中に、キャリアプランニングの講義を4コマ行いました。

どの講義も大変興味深い内容でした。

簡単に振り返ります。

 

 

「クローバルに働く楽しさ」 吉田 伸 先生(頴田病院)(H30.12.12)

吉田伸先生は、”外国の方に、英語で日本の医療制度を説明すること”を、講義中のワークに取り入れました。

吉田先生は、国際組織をご自身で作り上げた経験をお持ちで、組織は生きもので、誕生と継承を繰り返すと話されました。

 

 

 

「Swedenのgender equality」 大木 剛 先生(久留米大学内科学講座内分泌代謝部門、公立八女総合病院)(H30.12.13)

大木剛先生は、「swedenは40年前は男社会だったが、今は男女格差がかなり無くなっている。

日本もすこしずつ良くなっているので、女性は自立心を持つとともに、男性は育児へ関心を持つようになって欲しい」と、話されました。

また「もてるものの使命」(Swedenでは、noblesse obligeと言います)について考えてみようと、学生に投げかけました。

右上の写真は、swedenのアパートメントの地下の洗濯室。swedenでは、各戸に洗濯機を置かず、地下の洗濯室をシェアする習慣だそうです。

 

「医師のキャリアとジェンダー」深水 亜子 先生(久留米大学内科学講座心臓・血管内科部門)(H30.12.20)

症例を検討するスタイルで講義が進められました。症例は、3歳の子供がいる医師同士の夫婦で、パートナーに1年間の海外留学の話があったとの設定でした。

こんな時、お互いにどうするか?という課題です。自分に留学のチャンスが訪れた場合と、

パートナーに留学のチャンスが訪れた場合とで、立場が変わった時に、どのように気持ちが変化するかなどを学生とともに話し合いました。

 

「性暴力の現状を学ぶ~被害者・加害者・傍観者にならないために~」 内村 美恵子 先生(久留米市男女平等推進センター)(H30.12.20)

 性暴力の定義からその特徴、性犯罪に関する法律のこと、被害者、加害者、傍観者にならないための方策まで、幅広くお話しいただきました。

 以下、内村先生のお話しの抜粋です。

「本人が望まなかった性的な言動はすべて性暴力である」

「自分の体は自分のもの。自分がいつ、誰と、どのように性的に関わるかは自分で決める権利がある」

「同意については、性的アクションを起こす側に確認する義務がある」

「性的画像は、相手から求められても絶対に送ってはいけない」

「性暴力・セクハラをめぐる様々な「思い込み」は捨てる」

 「性暴力、セクハラが起きる背景には、男性優位、男性中心の価値観や女性差別意識や、女性を対等の人格ある存在としてとらえない意識がある」など