7月7日に、医学科4年生との七夕座談会を開きました。
この座談会は、福岡県医師会主催で6月24日に学内で開催した、第9回学生交流会「先輩医師と話そう」を振り返る目的で開催したものです。
座談会の参加者は、「先輩医師と話そう」でロールモデルを勤めた医学部免疫学講座准教授の溝口恵美子先生、当日の司会進行役だった医学科4年生の麻生さん、梶原さん、杉田さんと、そしてDI推進室の守屋普久子先生です。
溝口先生は、25年の間、アメリカで研究生活を送られた後、帰国され現職に就かれておられます。
溝口先生から、日本社会の特徴として、以下のコメントをもらいました。
◎日本は昇進の条件がクリアでない
◎日本では女性が昇進するためには、男性の2-3倍の成果が求められるような気がする
◎アメリカ社会は、グラスシーリング(ガラスの天井)。天井の向こうが見えている状態。
日本社会は、スチールシーリング(鉄の天井)。天井の向こうが見えない
一方学生さんから、学生交流会を振り返って、以下のコメントをもらいました。
〇コロナ禍により、ステイホームの時間が増え、料理や家事をする時間が増えた
〇県医師会の田中理事から、専門医の話などを聞くことができて、ためになった
〇医師としてのキャリアを考える時間になったし、もっともっとキャリアを考える時間が欲しい
座談会の様子は、動画でも公開予定です。