2019年6月20日に、第44回日本外科系連合学会学術集会のシンポジウム1「女性医師の活躍」にて、
守屋副委員長が「久留米大学病院における女性医師支援の試み」と題した発表を行いました。
座長は、JCHO相模野病院婦人科の上坊敏子先生と日本赤十字社医療センター小児外科の中原さおり先生が
つとめられました。
この発表では、以上の5点を強調しました。
1、当委員会が、5月で丸5年を迎えた
2、当初の活動方針は、出産・子育て中の女性医師の復職サポート体制作りを主なテーマとしたが、
今後は医師全体、医療従事者全体を対象とした活動を進める時期に来ている
3、医学部の卒前キャリア教育に携わっているが、卒後キャリア教育の必要性も感じる
4、診療科間の情報の格差をなくすこと
5、粘り強く、コツコツと進めること
シンポジウムでは、合わせて9名の先生の発表がありました。
ご自身の経験を踏まえた後輩へのメッセージや、「働き方改革は女性医師の活躍のチャンス!」とするご発表など、
いずれの発表も大変素晴らしかったのですが、
特に印象的だったのは、医局長をされているA先生のご発表で、
「女性医師が多く働く病院の特徴は、ロールモデルがいる、主治医制でない、皆仲が良い!」と分析され、
「甘やかすことも良くないと思う」とコメントされました。
―文責Mのつぶやき―
子育て中の女性医師には、ついつい「いいよ、いいよ」と言ってしまうことがありますが、
医師としての責任を果たすという意識をもって働くことも、キャリア形成には重要だと思いました。
A先生は、ご自身も子育て中で、小1の壁に困惑しながら働いておられるとのことでした。
金沢は、2016年の秋に、日本病理学会の発表でも訪れた地です。
左の写真は、金沢駅のシンボルの門、今回は夜景の写真をアップします。
右の写真は、のどくろの塩焼き、半分ずつお皿に盛って出されたので、頭と尻尾を合わせるとこんな感じでしょうか?